円高急進!ドル円相場は一時1ドル141円台に

2023年12月7日、ドル円相場はニューヨーク外国為替市場で、一時1ドル=141円台に急伸しました。これは8月以来、約4ヶ月ぶりの水準です。

今回の円高の理由は、日銀が大規模な金融緩和策の修正に踏み切る可能性がある観測が広がり、それによって日米の金利差が縮小するという思惑が働いたと推測されます。なぜ日銀が大規模な金融緩和策の修正に踏み切るという観測が広まったのかというと、日銀の植田総裁が12月7日の参議院の財政金融委員会において、今後の金融政策の運営について、「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになると思っている」と発言したのがきっかけです。この発言を受け、日銀が金融緩和政策を縮小し、金利を上げ始めるのではないかという見方が強まりました。

一方、米国の方はインフレが鈍化し、利上げ打ち止めされるのではないかという見方が強いです。

現在、ドル円相場は1ドル142.8円前後で推移しています。

今夜、米雇用統計が発表されます。発表されるまでは様子見する多いので、発表前までは相場は大きく動かないと予想されます。なお、市場関係者は、11月に雇用と賃金の伸びが緩やかになったものの、雇用の大幅な悪化はなったことが示されるという見通しを示しています。

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