うち、食品とエネルギーを除いたコア指数は前年比3.9%上昇し、市場予想の3.7%を上回り、前月と同水準です。上昇率は前月比0.4%で12月の0.3%から上昇しました。これは根強いインフレ圧力を示しています。
CPIの結果を受け、ドル円は大きく下落し、1ドル150円を超え、一時150.8円台まで下げました。急激な円安を受け、今朝、鈴木俊一財務相、神田真人財務官が相次いで、円安けん制の発言を行いました。鈴木財務相は、「最近は急速で一方的な動きもみられる。行き過ぎた動きに対し、適切に対応する」と述べた。神田財務官は、「急激な変動は経済にとって大きな悪影響があるので、私どもとしては高い緊張感を持って為替市場を注視するとともに、必要があれば適切な対応をしていきたい」との述べ、さらに、「最近の為替の動きは1カ月ちょっとでおよそ10円も円安になるなど、かなり急速だ」と指摘しました。
鈴木財務相と神田財務官の円安けん制発言により、円安が後退したものの、依然として150円台半ばで推移しています。
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