ビットコインが2月28日、遂に6万4000ドルを付けました。これは2021年の史上最高値に迫る価格です。

ビットコインは4週間で40%上昇し、この2日間だけでも5万1000ドルから一時6万4000ドルまで急騰しました。
ビットコイン急騰の背景には以下の要因があると考えられます。
- ビットコイン現物ETFからの資金の流入
- 半減期
ビットコイン現物ETFからの多くの資金が流入しているため、機関投資家はビットコインに対して強気です。そのため、ビットコイン市場に参入する機関投資家が増えています。
半減期は4月8日から4月22日に実施されると見込まれています。半減期まで1ヶ月余りとなり、多くの投資家がビットコインの購入へと走っています。そのため、ここ最近の急騰は半減期への期待が高まっていることの現れと言えるのではないでしょうか。

市場のセンチメントを測る恐怖と貪欲指数(Fear & Greed Index)は80を示しています。この指数が75以上の場合は、市場は極端な貪欲状態であり、将来に対して強気であることを示します。そのため、現在のビットコイン投資家は極端な貪欲状態であり、将来(半減期)に対して自信を持っていると言えます。なお、これまでに恐怖と貪欲指数が80に達したのは史上最高値を付けた2021年11月です。

また、暗号資産分析企業IntoTheBlockの調査によると、ビットコイン保有者の97%が含み益の状態にあるとのことです。投資家心理として、ビットコインに対して、強欲で強気で自信を持つのもうなづけます。
なお、ビットコインは半減期後に事実売りで下落すると予想するアナリストは少なくありません。そのため、半減期後はビットコイン投資家としての心構えを試されるかもしれません。
現在、ビットコインは1BTC6万1000ドル台で推移しています。
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