上場するのは以下の銘柄です。
- フィデリティ・イーサリアム・ファンド
- インベスコ・ギャラクシー・イーサリアムETF
- ヴァンエック・イーサリアムETF
- 21シェアーズ・コア・イーサリアムETF
- iShares・イーサリアム・トラスト(ブラックロック)
- ビットワイズ・イーサリアムETF
イーサリアム現物ETFの承認は、長い間待ち望まれてきたものでした。過去にも何度か承認申請が出されていましたが、SECはいずれも不承認としていました。しかし、近年におけるイーサリアムの知名度向上や市場規模の拡大を受け、SECもようやく承認に踏み切ったと考えられます。
イーサリアム現物ETFの承認は、イーサリアムの価格を大きく上昇させると考えられています。ビットコイン現物ETFが今年1月に承認された時には、ビットコインは2ヶ月で58%以上上昇しました(ビットコインの場合は現物ETFの承認の他、半減期も重なったので、ここまで急騰したと考えられます)。


ETF Store社長ネイト・ジェラチ氏は、現在のイーサリアム現物市場はビットコイン現物市場の3分の1以下であるため、「イーサリアム現物ETFの需要はビットコイン現物ETFの3分の1程度になる」と述べています。なお、ビットコイン現物ETFの資金流入は累計で170億ドルを超えています。
イーサリアム現物ETFの次は、イーサリアム現物ETFにステーキングの追加に動くと見ています。承認されたイーサリアムETFには当初、ステーキングのコンポーネントがあったが、SECは過去にステーキングサービスを問題視していたため削除されました。
イーサリアム現物ETFのステーキングについて、業界関係者は、承認されるかどうかではなく、いつ承認されるかだと見ています。ブルームバーグETFアナリストのジェームス・セイファート氏は、「もしではなく、いつかの問題だと思う。その時期がいつなのかを見極めることだ」と述べました。暗号資産ベンチャーキャピタルの最高法務責任者ジェイク・チェルヴィンスキー氏は、「SECがイーサリアム現物ETFのステーキングを阻止しなければならない理由はない。時間はかかるだろうが、『もし』ではなく、『いつ』の問題だ」と述べました。
現在、イーサリアムは1ETH3400ドル中盤で推移しています。
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