
今回逮捕されたのは鈴木康之容疑者、大津友輝容疑者、信楽雄大容疑者、冨板優馬容疑者です。彼らは各拠点で打ち子をまとめる現場リーダーを務めていました。
この事件では、SNSを通じて不特定多数の人々にアプローチし、バイナリーオプションに勧誘し、「勝率が上がる」などと謳って情報商材購入費や指導料の名目で金銭を騙し取っていました。
詐欺グループは会社のように組織化されており、メッセージのやり取りを行う打ち子、資金管理、クレーム対応など明確な役割分担がありました。さらに、勤務時間は正午から午後9時まで、給料は歩合制でした。打ち子らは一人が平均50個のSNSアカウントを利用していたとのことです。さらには、詐欺マニュアルまでありました。
この事件は一度に摘発された件数としては異例の規模で、被害総額は10億円を超える可能性があります。
投資詐欺は巧妙になっています。有名人のなりすまし詐欺の他、インフルエンサーが詐欺に加担して詐欺業者に誘導しています。
SNSでは知らない人はもちろん、有名なインフルエンサーであっても、FX業者や証券会社や投資案件に誘われたら詐欺を疑い、絶対に利用するのは止めましょう。
免責事項
トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。