11月米PCEデフレーター発表!予想を下回りドル売りが加速

12月20日、11月米個人消費支出価格指数(PCEデフレーター)が発表されました。結果は前月比は0.1%増となり、市場予想の0.2%増を下回りました。また、前年比では2.4%増となり、こちらも市場予想の2.5%増を下回る結果となりました。

食品とエネルギーを除くコアPCEデフレーターは前月比0.1%増(予想0.2%増)、前年比2.8%増(予想2.9%増)となり、こいらも予想を下回りました。

また、同時に発表された個人消費支出は前月比0.4%増となり、市場予想の0.5%増を下回りました。これは、消費の伸びが緩やかになっていることを示しています。個人所得は前月比0.3%増で、これも市場予想の0.4%増を下回る結果となりました。

11月PCEデフレーターの結果は、インフレ圧力が徐々に緩和していることを示しています。コアPCEデフレーターが市場予想を下回ったことは基調的なインフレ圧力の低下を示唆しており、前年比での上昇率が予想を下回ったことは価格上昇の勢いが鈍化していることを示唆しています。

11月PCEデフレーターを受け、ドルが売られ、ドル円相場は一時156円を割りました。現在、ドル円相場は1ドル156円半ばで推移しています。

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