米新規失業保険申請件数発表!予想を上回る好結果で円安が加速

米労働省は12月26日、前週(12月21日まで)の新規失業保険申請件数(季節調整済み)を発表しました。結果は、前週比1,000件減少の21万9,000件と、予想を上回る好結果となりました。

詳細は以下の通りです。新規失業保険申請件数は実績が21万9,000件、予想が22万3,000件、前週が22万件でした。継続受給者数は実績が191万件(12月14日終了週)、前週が186.4万件で、2021年11月以来の高水準でした。

前週の新規失業保険申請件数の結果は、労働市場は冷え込みつつあるものの、依然として堅調な状態を維持していることを示唆しています。なお、FRBのパウエル議長は先週、「労働市場は堅調な状態にある」と指摘しました。また、金融政策当局者は悪化の兆しがないか注視している状況です。

前週の新規失業保険申請件数は予想を上回る強い結果でした。そのため、米国債相場は続落し、10年債利回りは4.63%まで上昇しました。ドル円が158.08円まで上昇し、12月20日以来の円安・ドル高水準となりました。ドル円相場は現在、1ドル157円半ばで推移しています。

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