FOMCが6会合連続の金利据え置きを発表!直後に円急落!?為替介入か

米連邦公開市場委員会(FOMC)は、4月30日~5月1日に開催した定例会合において、主要政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを5.25~5.5%で据え置くことを決定しました。これは、2023年3月から続く6会合連続の金利据え置きとなります。

FOMC声明によると、今回の決定は、以下の点に基づいています。

  • 米国経済は依然として力強く成長しているが、最近の経済指標には一部に減速の兆候が見られる。
  • インフレ率は依然として高水準だが、最近のデータでは幾分落ち着きを見せている。
  • 労働市場は引き続き堅調で、失業率は低水準を維持している。

FOMCは、今後も経済状況を注視し、必要に応じて政策を調整していくとしています。

FOMCが金利据え置きを発表した直後、相場は大きく動きました。157円中盤から153円まで一気に4円以上下落しました。市場では、FOMCの発表後にドル売りが加速したタイミングを狙って為替介入が行われたのではないかと見ています。そして、この急激な円安の動きによって、市場では為替介入への警戒感をより一層強め、160円へのトライが難しくなると見込まれます。

さらに今朝、介入と思われる大きな動きがありました。現在、ドル円相場は1ドル156円前後で推移しています。

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