2024年6月12日の為替市場は、米5月消費者物価指数(CPI)と連邦公開市場委員会(FOMC)というビッグイベントが目白押しでした。
この結果を受けて、早期の利下げ観測が高まり、アメリカの長期金利が低下しました。その結果、ドル売り円買いの動きが広がり、円相場は一時、1ドル155円台を付けました。
FRBパウエル議長はFOMCの記者会見で、「インフレ率は経済に大きな打撃を与えずに低下、この状況は持続可能」と述べました。また、「インフレ率が2%に向けて持続的に低下するという一段と大きな確信を得るには十分ではない」と述べました。
FOMCの結果を受け、ドル売りが後退し、ドル円相場は反発、156円台に戻しました。ドル円相場は現在、1ドル156円台後半で推移しています。
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