ダウ工業株30種平均は201.36ドル(0.47%)上昇し、43,065.22ドルで取引を終えました。初めて4万3000ドルの大台を突破し最高値を更新しました。
S&P500種株価指数は44.82ポイント(0.77%)上昇し、5,859.85ポイントで終えました。今年46回目の最高値更新となる記録的な動きを見せました。
ナスダック総合指数は159.75ポイント(0.87%)上昇し、18,502.69ポイントで取引を終えました。最高値の更新とはなりませんでしたが、大きく上昇しました。
また個別株では半導体大手のエヌビディア(NVIDIA)が2.4%上昇し、終値として最高値を記録しました。
最高値を付けた背景には、企業業績への期待、テクノロジー株の好調、ソフトランディングへの期待、中国の景気刺激策があります。大手銀行は第3四半期決算が好調でした。これを受け、他の企業の業績改善への期待が高まりました。エヌビディアを筆頭にテクノロジーセクターが買われ、市場をけん引しました。10月4日に発表された堅調な雇用統計の結果を受け、現在米国経済がソフトランディング(軟着陸)を達成するという期待が広がっています。9月下旬に中国政府が打ち出した一連の景気刺激策への期待も、市場のセンチメントを後押ししました。


米国株の上昇を受け、ドル円相場は対ドルで149円台後半まで上昇し、2ヶ月半ぶりに150円に接近しました。ドル円相場は現在、1ドル149円半ばで推移しています。
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