米供給管理協会(ISM)は1月7日、12月ISM非製造業景況指数を発表しました。結果は54.1と、市場予想の53.5を上回りました。また、前月の52.1からも上昇し、景況感の改善が示されました。
詳細は次の通りです。新規受注は54.2と、前月の53.7から上昇しました。事業活動は58.2と、前月の53.7から上昇しました。雇用は51.4と、前月の51.5とほぼ横ばいでした。
なお、仕入れ価格は64.4と、前月の58.2から大幅に上昇し、約2年ぶりの高水準を記録しました。なお、仕入れ価格の上昇は堅調なホリデーシーズンのショッピングと雇用活動がサービス業の活動を押し上げた結果とみられています。
12月の米ISM非製造業景況指数の好調な結果を受け、米10年債利回りが上昇しました。金利上昇を受け、ドル円相場ではドル買いが優勢となり、一時158.4円を付けました。
しかし、その後トランプ次期大統領が、「金利が高過ぎる」と発言し、これを受け、ドルが売られました。
ドル円相場は現在、1ドル158円を挟んで推移しています。
免責事項
トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。